拝啓、ノースポイントより

エースコンバットを自由研究するブログ

エルジアの潜水艦を発見

 

近日、何やら、DLCで新ミッションが来るらしい旨のトレーラーが配信された。

正直、どの様なミッションが展開されるかは、現状ではサッパリわからないが、トレーラーだけでもいくつかの予想もしくは想像ができそうである。

「ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN」OPERATION SIGHTHOUND - YouTube

 

 

前回のシーズンパストレーラーも、もしかしたら関連性があるかもしれないので参考にされたし。

「ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN」シーズンパス ティザートレーラー - YouTube

 

 

てな訳で、今回は疑惑と謎に満ち溢れた、DLC第四弾について、できる範囲で考えていきたい。

 

 

はじめに

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DLC第一弾から第三弾までは架空機の追加であった。

そして、次期のDLC、第四弾で追加されるのはミッションである。

てっきり、ハッシュ作戦後のエピローグを描くものだとばかり考えていたのだが、どうやら灯台戦争内での出来事が描かれるらしい。

ちなみにDLC第四段で描かれるミッションの名前は「Liberted」らしい。 

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字ヅラだけを見て「また解放作戦か!」と考えたのだが、恐らく今回の場合は意味が違っていると思われる。

過去形なので、どっちかというと、占領された都市を解放しにいくとかいう作戦では無く、ニュアンス的には、なんか"ヤベェモンが解き放たれた"的な意味合いの方かと思われる。

あまり嬉しくない方の解放なのかもしれない。

 

何やら良からぬ事が起きそうである。

 

で、何が解き放たれる/たんだ、という話なのだが。

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恐らくその鍵を握るのが、なんかジンベイザメみたいな、やたらデカくて強そうなコイツだ。

恐らく、解放される事となる"ナニガシ"を腹に納めていると思われる疑惑の潜水艦である。

トリガーのうちの何人かは、大昔に、コイツに良く似た潜水艦が放っためんどくさい散弾ミサイルを全身に浴びて爆死するという経験をするか、もしくは、コイツに良く似た潜水艦が死に際に放った、しゃらくさい弾道ミサイルを撃ち落としきれずに、高層ビル群が炎上していく映像を見せつけられたものもいるのかもしれない。

いずれにせよ、エスコンに潜水艦が絡むとロクでも無い事が生じる可能性が高いのは確かだ。

 

やはり、何やら良からぬ事が起きそうである。

 

 

 

2019年9月の灯台戦争

サイトハウンド作戦について考える前に、まずは同作戦が展開されたであろう、背景について考えていきたい。

まず、2019年9月4日というのは、エルジアがSLBMによるオーシアへの反撃を企てようとしていた時期である。

エルジアが虎の子の二機のアーセナルバードのうちの一機を失って、それによって優勢だった戦局が劣勢へと変わったのも、この2019年8〜9月だ。

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長らく前線が停滞しきっていた、灯台戦争の淀んだ流れに変化が生じ始める時期である。

エルジアの大艦隊"ニョルド"による、大陸南部へのオーシア駐屯地への攻撃作戦や、IRBMによるオーシア駐屯地(何処が目標かは不明)への直接攻撃を企図したのも、この期間の出来事だ。

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振り返ってみれば、この時期は同戦争最大にして、最後の分水嶺でもあり、そして両陣営にとっても大きな山場であったのは間違いない。

この時期においてエルジアが実行しようとしていた一連の作戦は、オーシア側にとってはどれもが致命的な内容となっている。

これらの内のいずれかが成功していれば、エルジアは戦争に勝利する可能性すらあった。

これらの反撃策が成功裏に終わり、オーシア側に大打撃を与える事ができれば、またしても戦線は拮抗する事に繋がっていったのかもしれない。

前線が停滞し、長期戦になれば、エルジアにとって有利な状況が再来する事となる。

既にISEVを掌握し、目標の一部を達成してしまっているエルジアは、これで逃げ切ることさえできれば、そのまま戦争に勝利できるのだ。

このサイトハウンド作戦で描かれるのも、恐らくはエルジアによる、オーシアへと傾き始めた状況を戻そうとする為の、起死回生の作戦の一つなのだろうと思われる。

 

とはいえ、あの潜水艦が一体どの様な手段を持ってして、戦局を変えようと企んでいるのかは正直不明である。

あの潜水艦は何をしようと言うのだろうか。

あの潜水艦は戦況を変えるに値する"何か"を持っているのだろうか。

そもそも、一体"何"を"解き放つ"と言うのだろうか。

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とにかく謎だらけである。疑問は尽きない。

 

 

 

サイトハウンド作戦(Operation:Sight Hound)

サイトハウンド作戦(Opration:Sight hound)は、オーシア軍が2019年9月4日に実施したとされている、件の巨大潜水艦を巡っての作戦である。

潜水艦を擁する施設周辺における、赤褐色の土の色から、場所は恐らくユージア大陸南部海岸のどこかだろうと思われる。f:id:standardsalvo:20190717213039j:image

このサイトハウンド作戦の由来は、恐らく狩猟犬のサイトハウンドであろう。

狩猟犬には、臭い主体で獲物を追うセントハウンドと、視覚を用いて獲物を追う、サイトハウンドの二種類があって、後者のサイトハウンドは、獲物をその優れた視力と走力を持ってして、とっ捕まえるというものである。

つまり早い話、サイトハウンド作戦(以下、サイトハウンド)で展開される内容というのは、本作戦に参加する事となるオーシア空軍の戦闘機を猟犬に見立て、デカい獲物に対しての大捕物を行おうというものなのだと考えられる。

まあ、やるのは多分、いつも通りにロックオンしてミサイルをブチ込んで、潜水艦をやっつけようという話であるだろう。

恐らく、やる事はいつもとあまり変わらないと思われる。

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ただ、サイトハウンドに動員されている海軍戦力*1は、敵首都であるファーバンティを攻略する為に動員された戦力とほぼ同規模のものである。

これだけを見ても、オーシア側がこの潜水艦をかなりの脅威として感じ取っている事を察する事ができる。これらから、サイトハウンドの重要性の高さをなんとなく伺いしれるかもしれない。

また動員戦力の中には、空軍から、LRSSG、ストライダー隊も含まれている。

9月2日にソーティーがあったばかりなのに、その2日後に出撃と、やけにハードなスケジュールが組まれているらしい。

これからも、緊急性がかなり高い、どうやらただ事では無いことが生じているらしい事を読み取る事が出来る。

9月4日におけるユージア大陸では、それほどまでに切迫した事件が生じていたのだ。

 

 

 

エルジアの潜水艦

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本作戦の鍵を握るとされる巨大潜水艦。

なんとなくだが、歴代エスコンに現れた幾つかの潜水艦を思い出させられる。

最初に思い浮かぶのは、弾道ミサイル搭載の原子力潜水艦「ドラゴネット級戦略原潜」だ。

ドラゴネット級戦略原潜とは、FCUがかつて保有していたとされる、弾道ミサイルを搭載し運用する原子力潜水艦である*2

1900年代後半、同艦はユージア大陸でのクーデター騒ぎにおいて、クーデター軍に強奪或いはクーデター軍に寝返っており、大陸北東部の都市、セントアークへと弾道ミサイル攻撃を行っていた*3

ところで、この潜水艦は飛行甲板を有しているのだがドラゴネットは飛行甲板を有してはいない。

その他にも、セイルや船型など幾つかの点で差異が見受けられるので、彼女がそのままドラゴネット級戦略原潜という訳では無いと思われる。

また仮に、本艦がFCU保有の兵器であり、またしてもエルジアに強奪されていたとするならば、FCUのエルジアにしてやられた歴史に新たなるページが刻まれてしまう事となる。

二度あることは三度あるとも言うが、それでは余りにもFCUが間抜けすぎる気もするから、例の潜水艦がFCUのものでない事を祈りたい。

 

次に思い浮かぶのは、ユークトバニアが環太平洋戦争でブイブイ言わせていた「シンファクシ級潜水空母」である。

この潜水艦はユーク海軍戦略の機関を無し、UAVあるいはVTOL機、SAM、AAGUNなどと、ハリネズミの様に様々な武装保有しており、潜水艦の癖して浮上している状況でも普通に強い。

また、特殊弾頭を搭載した弾道ミサイル、通称散弾ミサイルを用いて、オーシア海軍の空母を多数海の藻屑へと変えるなどの多くの戦果を挙げていた。

ちなみに例の潜水艦は、見た目も雰囲気もシンファクシ級潜水空母にそっくりだ。

例の潜水艦はシンファクシの系譜に連なる存在なのではないだろうか。

ところで仮にもし、例の潜水艦が元はユークトバニア(以下、ユーク)によるもので、灯台戦争にエルジアに供与あるいは販売された兵器であるとすれば、ユージア大陸における政治ゲームは更にめんど臭いことになる。

何故なら、例の潜水艦が仮にユーク製だった場合、ユークは既に、2019年かそれより前から、ユージア大陸の支配権争いに対しての布石を打っていた事になるからだ。

ユークは灯台戦争終戦後には、ISEVが掲げる新体制(コスモ・ポリタリズム)に対しての物資投下による支援活動を行っているが、これが善意によるものなのか、また別の意思持って行なっているものなのかは現時点では不明であり*4、その真意は読めない。

オーシアが多大なる労力を投じ、

正直、灯台戦争に関係する国がこれ以上増えるとやたら複雑になられて非常にめんどくさい事になるので、ユークには出来れば灯台戦争には介在しないで頂きたい、と考えていたりする。

また、例の潜水艦はシンファクシとの類似点はかなり多くはあるが、艦型が異なっていたりVLSの位置が違うなど、細かな点で差異が存在する。

ジンベエザメの様な平たい見た目と言い、かなりシンファクシに似ている面あると思ったのだが、やはり彼女がそのままシンファクシ級という訳でもなさそうだ。

 

今まで古い潜水艦ばかり見てきたのだが、最後に考えられるのが、例の潜水艦が全く新しいクラスの潜水艦という説である。

というか、これが一番あり得そうな線であるような気がする。

前項の二隻のうちのどちらか、或いは両艦の流れを汲んで拡大発展した、新型の弾道ミサイル搭載型の原子力潜水艦なのだと考えられる*5

例の潜水艦をエルジアが灯台戦争開戦前からせっせと秘密裏に作っていた場合、UAVにしろこの潜水艦にしろ、IUNの平和維持活動や国際社会の監視体制のガバガバさが際立つ事になってしまう。

例の潜水艦の出自には、何がしかの"遊び"があるのかもしらない。

 

いずれにせよこの潜水艦が、シンファクシ級だろうがドラゴネット級だろうがそれらの派生であろうが全く別ものなのだろうが、エルジアが望むのは、憎っくきオーシアに対してやりたいことはただ一つであろう。

なんかヤバいサムシングをオーシア軍目掛けてぶち込むただコレだけなのである。

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エルジア潜水艦、その最後の出航は、準備が出来次第はじまろうとしている。

 

 

とは言え、本DLCは戦争の中期における出来事を語るというものだから、灯台戦争の結末には何ら関与しないと思われる。

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恐らくこの潜水艦騒ぎは、実はそこまで大した問題にはならないのかもしれない。

 

 

まとめ

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灯台戦争中期において、物騒な潜水艦が何やら物騒なことを考えているらしい事が判明した。

また、エルジア潜水艦に乗っている艦長は、どうやら只者では無い、とんでもない悪党であるとの噂らしく、どんな悪党が出てくるのかちょっと楽しみであったりする。

 

今後、エスコンのミッションに追加DLCが来ることによって、謎だらけの灯台戦争にもいくつかの解答が得られるだろう。

DLC追加は秋らしいから、恐らく9月か10月まで待てば追加されると思われる。

気長に続報を待って行きたい。

 

 

 

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DLC第5弾では(第4弾でも良いが)『1000万人救済計画』について触れられる事を期待したい。

 

*1:ところでよく考えてみると、同戦争においてIUN-PKFのオーシア海軍は何をやっていたんだか色々と謎に包まれている。本戦争において彼らの課題とは、オーシア本土からの海上輸送ルートの確立もしくは、ISEVシステムを基盤から突き崩すというものだったと思われる。そしてこれらの目的を同時に果たす事が出来るのがいわゆる「タイラー島奪還作戦」なのである。つまり、灯台戦争においてオーシア(IUN-PKF)海軍が果たさなければならなかった最大の目的とはタイラー島奪還であった可能性が高い。ところで彼らや海兵隊(陸軍?)が経験したとされるタイラー島上陸作戦は、エルジア空軍やアーセナルバードらによって制空権を奪われ、そしてそれらによる阻止攻撃が実施される中で強行されたという、かなり壮絶な内容が展開されていた可能性が高い。オーシア海軍は航空戦力及び空母を殆ど叩き沈められている中で上陸作戦を実施せざるを得ない状況下にあるが、そんな過酷な状況下でも、なんだか知らんがタイラー島に上陸自体は成功させている。遠方の基地から、航空部隊に死ぬ気で空中給油を繰り返して上陸部隊を援護をやらせたのだろうか。タイラー島上陸作戦についてはほんとうに謎が多い。

*2:3DSでは、ドラゴネット級戦略原潜の二隻には、一番艦フェンサリル、二番艦フォルクヴァングとやたらカッコいい名前がつけられた。ドラゴネット級と言うのだから、一隻くらいはドラゴネットを名乗る艦があってもいい筈なのだが、ドラゴネット級のドラゴネットはどうやらいないらしい。ちなみにドラゴネットとは、ドラゴンの子供だとか、ネズッポ科とか言う小さな海水魚を指す分類群を意味する。このどちらかに由来する名称だと考えられるが多分前者なんじゃないだろうか。

*3:ちなみに、この攻撃自体はユージア同盟軍によって阻止される。しかし、人によっては阻止できずにセントアークが燃えまくって終わる場合もある。ちなみに私は何を隠そう後者の方である。

*4:仮にもしユークがエルジアに助け舟を出していた場合、かつてオーシアへ敵意を持った国家たちが、エルジアという代理人を通して参戦するという、別の切り口で語られる"灯台戦争"という構造が生じてくるのかもしれない。流石にそれは無いと思われるけれど。

*5:ちなみに個人的には、この潜水艦はドラゴネット級原潜の系譜であってほしいと願っている。シンファクシ級だとSAMやらUAVやら謎の炸裂弾やらでぶっちゃけ戦っていて非常に鬱陶しい。というか普通に強い。しかしドラゴネットだと非常に戦いやすい。何しろドラゴネットのメイン装備は機銃なのである。機銃を撃つだけのやたらデカくて脆い的なのだ。3DSではテコ入れされてミサイルも撃ってくる様になったが、それでもドラゴネット級戦略原潜は弱くて組し易しなのでできればそっちであって欲しい。